アトピーは理解されないと言うけれど

アトピー症状期間中に使用したスキンケア用品の残骸です。

これだけでなく、ほんと膨大な量になりました。

アトピーのスキンケア用品使用済み容器の残骸の写真

アトピーのスキンケア用品使用済み容器の残骸

 

私はアトピー治療のためにものすごくお金を使ってしまいました。

お金だけでなく時間も使いました。

お金はまた稼げばいいです。しかし時間は取り戻せません。

アトピーになれば、大きなことから些細なことまで気苦労が絶えないですよね。

そこでよくアトピーの方が言われるのがコレです。

「アトピーはアトピーになった者しかわからない」

おそらく世間から、アトピーの辛さが理解されていないと

多くのアトピーの人は感じているのでしょう。

たとえば、アトピーというだけで会社を休みずらいというのもあるでしょう。

他の病気なら会社を休むことはできる。

でも手も足も動けるアトピーの場合、

「なぜアトピーで会社休むのか?」

「アトピーよりも大変な病気があるよ」

と思われがちです。

皮膚に流れる汗が掻き傷に沁みて、

体全身が炎のように燃え上がるあの痒み、

痒みを通りこした痛みに似たヒリヒリ感。

焚火に放り込まれたかのような全身が発火した状態。

これは確かに皮膚炎になった者しか理解できないでしょう。

よって自分の苦しさがわかってもらえないことへの悲しみ、

また憤り、そして怒りを感じる人もいるでしょう。

怒りまじりに「なぜ私だけアトピーなの?」と、思ってしまう方もいるでしょう。

怒りがおさまった後、「どうせ私はみんなと違うのだ」と、

他者との隔たりを感じることもあるでしょう。

でも、この苦しさから抜け出したい。

この苦しさがなければ!

アトピーがなければ!

と思ってられるでしょう。

私もそう思っていました。

でも、

「アトピーがあなたの苦しみの源泉ではない」

なんです。

わかりますよ。

アトピーさえなければいいのに!と考えるのは当然ではないかと。

でも、あえて言います。

アトピーがあなたの苦しみの源泉ではないのです。

アトピーさえなければ!と思えば思うほど、どうなると思いますか?

あなたは、ますます「アトピーに囚われてしまうのです」

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アトピーになっても

病人になってはいけない

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古来より言われているのが「病気になっても病人になるな」です。

アトピーは確かに辛いです。

痛いのは我慢できても痒いのは我慢できないものです。

でも、

病人・・・身も心も人格までも病気になっていては、

あなたは、ますます人生を、生き方を狭めてしまいます。

確かに四六時中、心に感じる痒みやヒリヒリ感は、

あなたの心をジャック、占拠していることだろう。

しかし、アトピー症状が苦しみの源泉ではないのです。

アトピーの症状とは、

心の奥底のもっと根源的なところからあらわれている現象にしか過ぎないのです。

だからこそ、自分が自分を一番に理解することが大事なのです。

あなたが身近な誰かにご自身の辛さを理解される僥倖に恵まれることを私は祈っています。

でも、誰にもわかってもらえないと嘆いているならば、

どうでしょう、まずは自分の心の底から湧き上がってくる言葉を感じ取ってみてほしい。

ゆっくり、ゆっくり自分のことを理解してみる。

気を使いすぎていないか。

自分を卑下ばかりしていないか。

「そんなことでアトピーが治るの!」

そう思ったかも知れませんね。

でも、どんなことでもすぐに結果を出さないといけないって頑張ってこなかったか?

頑張らないと認めてもらえないって思ってませんでしたか?

今までしんどくなかったですか?

焦らない事です。

辛いのはわかります。わたしも経験したから。

焦れば過ちを生みます。これがアトピーを悪化させます。

アトピーは治る病気なのだから。

あなたはアトピーの本質を知らないだけなのですからね。

過去に書いた私の投稿を読んでアトピーの本質と完治の仕組みについて知ってほしい。

http://gogomobileshop.com/love/?page_id=673

まだ、あきらめることはないのです。

まずは自分を理解してあげてください。

そんな大切なひとときを病気になることでプレゼントされたんだから。