なぜアトピーが完治しないのか?それは最初のステップを飛ばしているからです

なぜ、アトピーの原因を除去しているのに治らないのか?

から揚げや小麦を使ったパンやケーキなど、アレルギー食品を避けているのに。

どうして、皮膚科に通院して治療を受けているのに完治しないのか?

あなたもそう悩んでいませんか?

でしたら、お伝えしたいことがあります。

まず、原因を除去する対策に効果はありません

さりとて、「皮膚科に通院して投薬を受けるだけ」といった漠然とした姿勢にも問題があります。

では、具体的にどうすればいいのでしょうか?

根治のために、まず実践するべきステップがあります。

この正しい手順を知ることが完治の秘訣だったのです。

「除去対策」ばかりやって「本当の目的」を見失っていませんか?

食べ物に注意しながら食べる女性

あなたは皮膚科でステロイドを処方してもらって、それで満足していますか?

薬を塗ることで、心が満たされていますか?

もし、満足されていないならば、「薬を塗っても治らない」からですよね。

わかります。

皮膚科に行っても薬がだされるだけ……。その繰り返し。

もう、うんざりですよね。

ですので、多くの患者は、ステロイドを塗りながら、

「アトピーの原因となるモノ」にあたりをつけて除去することをやります。

いわゆる「除去対策」です。

しかし、原因とおぼしき物質は無数にありますよね。

「ダニ」「ほこり」「タンパク質」「化学物質」「塩素」「カビ」etc

うんざりするくらい、アトピーの原因と考えられる物質はあります。

それでも、食事から肉類や揚げ物を除去したり、

スイーツを我慢するなどの食生活の改善に努力される方は多いです。

しかし、いくら頑張っても、

良くなったのか、どうなのか……わからない

季節の変り目になると、ぶりかえします

といった、治る兆しがなかなか見えない声を耳にします。

みなさん皮膚科で治療を受けながらも、

「いつ肌が爆発するかわからない」

と、不安を抱えて生活されています。

だから、

心や身体の不自由さを解決したくて、

さらに「除去対策」にいそしむことになる。

なかには疑心のかたまりになる方もおられます。

私がアトピー患者だった頃、

あるアトピー女性は天然水しか信じられない、と私に言い放ちました。

あるアトピーで入院している女性は、

リンゴジュースしか飲めないようになってしまいました。

だからといって、

彼女たちは治ることはありませんでした。

悩みをネットで解決できずに悩む女性

自分の「アトピーの原因になるモノ」に当たりをつけて除去する。

治らなければ、別のモノに当たりをつけては、それを除去する。

それも、多くの種類を一気に除去したら、

効果があったモノがわからないので、一品ずつ除去する。

これを繰り返して、ふと気づくと何十年も時間を費やしてしまった……。

そんな方は多いです。

しかし、

それで、治ればいいのですが、

その何十年の試行錯誤の中で、何度もアトピー悪化があるのです。

とても、切ないことだと私は思います。

もっといえば、病院に通院しているのです。

自分でも努力して頑張っているのです。

しかし、

いつもぼんやり肌が赤く、季節の変わり目に痒みでダウンしてしまう。

でも、

自分でやれることといえば、

原因を見つけては除去すること。それしかない。やり続けるしかない。

この「除去対策」を何年もやり続けると、

治すのが目的ではなくて、

「原因になるモノを見つけて除去する」ことが目的になっていく

それでも、

「除去対策」の努力が報われたらいいのですが、

私が知る限り「すっきり」治った人はいません。

ですが、

あなたの願望が、

「薬を塗りながら抑えることができればいい」

あるいは

「肌の状態をコントロールできれば、それでかまわない」

で、あるならば、いいでしょう。

しかし、

それは、一生アトピーのお世話をすることになる。

その心労たるや、かなりきつい。

もっといえば、

人生の負荷はアトピーだけではありません。

仕事、人間関係、家族、お金、結婚生活、子育て、親の介護、自分の老後、他の病気…。

いろいろ、頭を悩ますこと、いっぱいありますよね。

さらにいえば、人生の時間は有限です。

若くて元気に働ける年齢も限られています。

とても、アトピーをなだめて、なだめて、

保湿剤やワセリンを塗らないと落ち着かない生活なんて、

もう、何十年も「やってられません」

(ちなみに私は20年もアトピーのお世話ばかりの人生でした)

いつも、いつも、

「これを食べたら肌が爆発するのではないか?」

「旅行先で悪化したらどうなるのか?」

と、緊張する時間が日常になるなんて、とても辛い。

しかし、

多くのアトピーの方は「我慢強い」のです。

辛いのを認めず、努力に努力を重ねられます。

そして、

ある日、アトピーが激しく発症してしまう。

今までの努力がふっとんでしまう。

この繰り返しばかりやって、人生を費やしてしまう人が、いかに多いか……!

しかし、

「いや、別にわたし頑張っていませんから」

「まだまだ、やり足りません」

「お菓子も食べてしまいますから、私が悪いのです」

と、唇をかみしめながら、いわれる……。

そう言葉にされる女性に多く出会ってきました。

もう、「除去対策」すなわち「症状がでないように頑張ること自体」が目的になっているのです。

実に切なさを通り越して、痛々しい。

いいでしょうか?

本来の目的をあなたは忘れていませんか?

目的とは健康になること、ですよね?

「だったら、適切なアドバイスをしてあげれば?」

と、この文章を読まれた方の中には、そう思った人もいるでしょう。

しかし、「アドバイス」が時として、混迷を深めることになりかねないのです。

アトピーは原因を探して除去することで完治するものではない

食べ残されたドーナツ

私は10年間、無料で電話・メールで相談に応じていました。

相談者の質問に私がアドバイスで答える、これを毎日のように行っていました。

たとえば「コレとコレをすればいいのではないですか?」とアドバイスをします。

そしたら、なかには「それでは治らないと思います!」と、

語気を強めて言い返す人がいるのです。

すべての方がそうではありませんでしたよ。

しかし、私の回答に、

イライラしながら怒りまじりで「それは違う! それは間違っている!」

と、反応される方が目立つようになってきたのです。

怒りの感情をぶつけられることに耐えられず、

疲れ果てましたので、現在では無料電話・メール相談はしていません。

でも、ここで考えてみましょう。

「そんなやり方で治るわけない! それは違う!」

と、いわれる想いの背景とはなにか? です。

それは、いうなれば、

「鍵穴に合った鍵を教えてほしい!」

「その鍵は違う! わたしに合わない!」

という気持ちが強いのでしょう。

いうなれば「その治し方ではない! 私に合わないのよ!」と訴えられているわけです。

ああ、これが切ない、痛々しい。

なぜなら、その気持ちが強いと治らないからです。

なぜか?

アトピーとは「鍵穴に合う鍵があれば治る」わけではないから。

自分に合った方法が見つかれば治る、ものではありません。

つまり、

アトピーはアレルギーと違って、

何かを除去すれば治るといった病気ではないのです。

それは、アトピーには鍵=特定の原因物質(アレルゲン)がないためです。

最悪な状態であれば、最低限のものを除去する必要はあるかも知れません。

しかし、

それでも治るとは限らないからです。

除去しても治るとは限らないのです。

除去しなくても治る時は治るのです。

日本皮膚科学会「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン(2016年版)」151ページにおいて「除去食」に関して次の通りに記述されています。

CQ15.アトピー性皮膚炎の治療にアレルゲン除去食は有用か. 食物アレルギーの関与が明らかでない小児および成人のアトピー性皮膚炎の治療にアレルゲン除去食は有用ではない. ただし,食物アレルギーが皮疹の憎悪に強く関与すると考えられるアトピー性皮膚炎においては,原因となるアレルゲン除去食は効果がある可能性があるが,ステロイド外用薬による一般的な抗炎症外用療法を十分に行うことが前提となる. 引用元日本皮膚科学会「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン(2016年版)」151ページ

もう、あなたはお分かりでしょう。

あなたの目的は健康になることであって、

「原因を探して除去する」ことが目的ではありません。

だからといって、

私はあなたの努力を否定しているのではありません。

努力の方向性がずれていませんか? といいたいのです。

つまり、

アトピーの本質からずれた努力をいくらしても、

望ましい成果はでない。

もうこれ以上、「鍵」を探し求めないでください。

食生活で除去食をやるなど、

原因を探してはそれを排除することに熱心にならないでください

あなたの混迷が深まるだけですから。

私のように20年間も苦しみもがくことになりますよ。

では、具体的にどうすればいいのでしょうか?

積極的に治療を受けることで身体は回復するのでしょうか?

各種治療法・療法を受診してその後どうなったか?

症状期間中と完治後の写真

私は写真の右側のように完治できています。が、20年間も皮膚の炎症と痒みで苦しみました。

街中の皮膚科でうまくいかなければ、漢方クリニックの門をたたきました。

しかし、季節の変り目には必ず症状は悪化しました。

ならばと、様々な民間療法を試しては克服を目指しました。

これも、時間とお金を費やす結果に終わりました。

では、なぜ私は負けてばかりで勝つことができなかったのか?

その負け戦の理由を知ることで、あなたは克服までショートカットできるわけですから、じっくりとお読みください。

ステロイド治療

現在、皮膚科では「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン」に基づいて診察、治療が行われています。

では、当該ガイドラインにおける「皮膚科での治療」、いわばゴールについてどう定義されているのでしょうか?

日本皮膚科学会「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン(2016年版)」126において「治療の目標」についてこのように記述されています。

1.治療の目標 治療の目標は,症状がないか,あっても軽微で,日常生活に支障がなく,薬物療法もあまり必要としない状態に到達し,その状態を維持することである.またこのレベルに到達しない場合でも,症状が軽微ないし軽度で,日常生活に支障をきたすような急な悪化がおこらない状態を維持することを目標とする. 引用元日本皮膚科学会「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン(2016年版)」126ページ

私はステロイド治療を1年以上は受けました。しかし、塗らないと再び炎症が発症しました。

ステロイドを塗ると日常生活には支障がない状態にはなれましたが、目が痒くてイライラするなど、集中力は落ちました。

そして、秋冬の乾燥の季節が始まると悪化して、再び薬物治療に戻るのです。 つまりは、ステロイドを手放すことができなかったのです。

ですが、ガイドラインを読みますと、皮膚科治療の目標は達成されていたようです。

その後、私は人生で2度目の激悪化を体験し、大学受験を延期しました。

ステロイドをストロングタイプに変えても症状は改善しませんでした。

そして、治療方法を漢方薬に切りかえたのです。

なお、皮膚科で処方される抗ヒスタミン剤があります。

これを飲んでも痒みがおさまらないのは理由があります。それは痒みに関与する神経伝達物質はヒスタミンだけでなく、サイトカインやサブスタンスPなどがあるためです。

漢方薬治療はどうだったか?

漢方薬私の漢方薬治療は10年間です。3件くらいの漢方専門クリニックに通院しました。

保険適用外の高額な煎じ薬も飲みました。それも毎日です。

免疫力を高めて自然治癒力を向上させる漢方薬に期待しました。

また、肌に水分を送る漢方薬も処方されていました。

結論を述べますが、漢方投薬中、皮膚は色素沈着で黒くなり、ずっと乾燥していて痒みが止まりませんでした。

炎症もひどく、赤黒い肌は白くなりませんでした

漢方薬治療を受けている間、2回も悪化したほどです。

激しく悪化した時、顔の掻き傷から浸出液が止まらず、パニックになりました。

いくら漢方薬を飲んでも状態は改善しませんでした。

サプリメント

サプリメントの錠剤

サプリメント(栄養補助食品)も6年くらいは飲みました。しかし、決め手にはなりませんでした。

あなたもサプリメントを薦められたことがあると思います。

その薦められる理由に「活性酸素は万病の元」というのがあります。

病気を治すためには活性酸素を除去するビタミンなどの抗酸化物質を体内に取り入れる必要があって、

しかし、それは普段の食生活では摂りにくい。

だから、サプリメントで栄養を補助しましょう、これが理由です。

しかし、活性酸素がアトピー性皮膚炎の原因であるという根拠はないのです。

また、サプリメントが胃腸で消化吸収されて、栄養素として機能しているかどうかについても根拠がありません。

そもそも栄養は複数の栄養素が働きあって効果が発揮します。

ですから、ビタミンCだけのサプリメントをいくら飲んでも意味がないのです。

ひとつの栄養素だけをサプリで摂取すると、身体に悪影響を及ぼします。

栄養素はまんべんなく摂取しないといけないのです。

さらにいえば、多くのサプリメントに含まれる栄養素は自然由来ではありません。

ほとんどは石油合成で製造されているのです。

ビタミンは安価な石油で合成できるのです。化学合成物で健康が回復するわけがありません。

また1%でも自然由来成分が含有されていれば、自然派サプリとうたえるのです。

さらにいえば、サプリメントや健康補助食品にはたっぷりと添加物が含まれています

商品容器を見ればわかる通り、保存料や防腐剤、錠剤のツヤを出す光沢剤、固めるための賦形剤、色をつける着色剤が使用されています。

病気の身で、これだけのケミカル物質は負荷を与えるしかありません。

また腸内環境を健全にする乳酸菌サプリメントも推奨されています。

しかし、サプリの乳酸菌のほとんどは胃酸で焼かれてしまいます。

また、善玉菌だけでは機能しないのが腸内細菌であって、死菌まで配合されるべき。

よって乳酸菌サプリも改善できるかは不確かです。

そもそも、薬品ではないサプリメントに病気を治す根拠は不明なのです。

私もずいぶんサプリメントを研究して飲みましたが、無駄に終わりました。

スキンケア

保湿クリームスキンケア用品を使って保湿をすることは大事です。

乾燥は痒みの原因です。乾燥肌を放置すると痒みを感知する神経線維が表皮に向かって伸びます。

表皮は皮膚バリアが崩壊していることで刺激を受けやすくなっています。

よって、より痒みを感じやすくなります。

ですから、スキンケアは必要であって、「脱保湿」「肌断食」はやるべきではありません。

しかし、スキンケアは肌の乾燥をくいとめる対処療法にしか過ぎません

保湿をしても皮膚炎を根本的に改善することはありません。

なぜならば、身体の中からケアせずして、肌の表面だけ手入れをしても完治には至らないからです。

ここで、スキンケア商品を変えるといいのではないか、と思われたことでしょう。

それが違うのです。

「化学物質が一切含まれていない」化粧品やクリームを使用していた方々を私は観察していたことがあります。

しかし、誰一人として、アトピーを克服した人はいませんでした。

治らないことに苛立ち、他の治療方法に飛びつかれるだけでした。

私もお風呂上りに化粧水・ワセリン・クリーム・保湿剤を塗っていました。

肌に乾燥を感じるたびにスキンケアをこまめにしました。

普通の女性よりもスキンケアに詳しかったです。

しかし、20年間もアトピーをこじらせ、3度の悪化を体験してしまいました。

まったく歯が立たなかったのです。

なおスキンケアには正しい手順があります。どのような用品を使うべきかなどはアトピーに保湿剤は不適切のページをお読みください。

アトピー完治はどこにある?

さて、ここまで具体的な治療法・療法をあげてその結果についてお話をしてきました。

では、なぜ望まない結果に終わったのか?

その理由はなんでしょうか?

それは、病気を治すのは薬であって、医師であって、商品であるという考え方があったからでしょう。

自分の病気を治す根拠を外部条件に委ねている間は克服は遠い

商品を変えれば、治療法を変えれば、治るほど病気は甘くないのです。

だからと、自分自身の努力度合を高めるのも決め手にはなりにくい。

部屋の掃除をこまめにするなど「徹底的にアレルゲンを除去する!」のは意味がないことは前述の通りです。

アトピーと戦い、悪化要因だけを切り取るのは無理があります。

健康だけ残して病気をだけを除外するのは自然の摂理に反しているから。

健康も病気も元はひとつなのです。それらがあってあなたなのです。

「病気だけ消したい」「病気が治るかどうかは薬・医師しだい」といった考えは健全ではないでしょう。

では、具体的に完治を目指すには、どうすればいいのでしょうか?

治すための秘訣はあるのでしょうか?

それは、いよいよお話します「初めのステップ」を実践することなのです。

アトピー完治の可能性をひらくために実践するべき「初めのステップ」とは?

元気にいいねポーズをする女性

先ほど、無料電話相談のエピソードをお話しました。

多くの相談者は私の具体的なアドバイスに語気を強めて、このようにいっていたわけです。

「それは答えではないの!」

あなたも「答え」を探し求めてきたに違いない。

しかしですよ。

問題があって、答えがあるわけですよね?

「問題」が分からないのに、「答え」なんて分かるはずありません。

つまり、

「答え」ではなく、「問題」を知るべき。

「問題」を知らないのに、

いくら「答え」を探しても解決しないから。

アトピーの原因を探して、それを除去しても、

すっきり治らないのは、問題を知らないから。

よって、完治させるには根本的な問題をつかむことです。

では「問題」とはなんでしょうか?

それは、各人それぞれ違いますが、おおまかにいって「自分がアトピーでいる理由はなにか?」といっていいでしょう。

ちょっと待った!

ここであなたはこう考えたはず。

「え、理由って?」

「それって何? どういうこと?」

「どうすればいいの?」

と、思考をめぐらし、ネット検索をしようとしましたよね?

それって、原因を見つけては、解決する「除去対策」と同じ行動です。

だから、絶対にやめてください。

同じことの繰り返しになりますよ。

答えは外部にはなく、「自分」の中にあるから。

そこで、その「自分」についてなのですが、ここで新たな課題があります。

「自分」は自分では分からないのです。

気づきにくいのです。

自分では分からないから、悩みがなかなか消えないのです。

自分のことを一番に分かっていないのは自分ですからね。

(私は『自分のことは自分が一番知っているからほっておいてください』と、いわれるアトピーの方によく出会った。そういう方ほど、アトピーを「こじらせて」しまっていた。注意されたし)

まずは、表面的なことばかり追いかけるのではなくて、

アトピーについての認識を新たにすること。

これしかありません。

なぜならば、

あなたはアトピーの悩みという名の脱水機の中でグルグルと同じところを振り回されているから。

ああでもない。こうでもない。

と、頭の中が堂々巡りになっていて、

肌の悪化の度に気分が翻弄されているから。

悩みの渦中から抜け出すために「自分がアトピーでいる理由はなにか?」という”問い”を手に入れる。

まず、このことから始めてください。

抜け出さないと、自分がそこにいたことすらも気づけないから。

これが正しい実践の手順であって、完治の可能性をひらくのです。

つまり、このステップは「病気を診る」のではない「患者、その人を診る」東洋医学と通底した考え方です。

この章をまとめるのにふさわしい西洋の古い諺を紹介しましょう。

「人は蒔いた種を刈り取る」

そう、梅の花の種を蒔いて、桜を咲かせることはできないのです。

まとめ アトピー完治のきっかけをつかむ!

「アトピーの原因物質を探す」

「サプリメントやスキンケア用品を探して選ぶ」

そして「皮膚科や治療法を探す」よりも、真っ先にやるべきことがあるのです。

それが、「なぜ、自分はアトピーでいるのか?」という問いかけから始まって、

次に必要なのが「アトピーの認識を新たにする」ことです。

このステップを実践せずして、漫然と受診を続けても完治しないのは当然といえるでしょう。

では、具体的にどう実践して体得していくのか?

紙幅にも限りがありますので次のリンクのページで解説しています。

アトピーの原因と完治のメカニズム

私、アトピー完治経験者が解説するページを読んで、

新たな認識を手に入れてください。

文責/非営利活動法人 日本成人病予防協会会員 健康管理士 渡辺勲