アトピー性皮膚炎の症状は、悩んでいる方の精神状態と密接な関係にあります。
これはあなたも自覚されていると思います。
ストレスの度合いが高い時には症状が悪化し、ストレスが緩和されると症状は落ち着いたりします。
しかしアトピーであること自体がストレスの原因となることは間違いありません。
「気持ちをゆっくり持ちましょう」と言われ、出来る限り日常生活でストレスを感じないようにしても、
「身体の奥から湧き上がる滲みるような痒み」から受けるストレスは依然としてあるわけです。
アトピー性皮膚炎は他の病気と大きな違いがあります。
外からいつでもアトピーの症状を観察できることです。
ですので、ややもすれば四六時中アトピーの症状の変化に一喜一憂させられることになります。
確かにアトピーは憎悪と寛容の繰り返しの波があります。
つまり出たり・へっこんだり、良くなったり・悪くなったり、するわけです。
その波が穏やかになっていきながら「知らぬ間に」アトピーは完治します。
これはアトピー完治経験者がよく語る表現です。
私もそうでした。
しかし、今現在アトピーで悩んでいる方にすれば「今すぐなんとかしたい!治るまで待ちきれない!」といった切実な想いの中にあると思います。
「気持ちをおおらかに!ポジティブシンキングでいきましょう!」と言われても「冗談じゃないわよ!」となるわけですよね?
すなわちアトピーで悩む方は矛盾に満ちた状態にいるわけです。
つまり、
「症状を改善するためにはストレスを軽減する必要がある」
と、
「アトピーであること自体がストレス」
の間で、いわば出口の見えない閉塞感でいっぱいなのが「今のあなた」ではないでしょうか?
ですからアトピーで悩む方に対しては、治療だけではなくじっくりと時間のかけた心理面でのケアも必要であり、それが治療の効果をより有効にします。
あなたが薬をもらうだけの診察は味気なくて、心もとないと感じるのは当然なわけです。
そんな皮膚科での治療ですが、うまくいかず、行き詰る方が多いことは否めません。
私は皮膚科での治療を否定も肯定もしませんが、医師や薬で出来ることには限界があると思います。
医師にはできない「患者本人がしなければいけないこと」があるのです。
やはり自然治癒力を回復するためには食事などの生活習慣の改善が不可欠なのです。
しかし現代のカロリーが高いだけの「貧しい食品事情」を鑑みれば食事改善だけではアトピーはなかなか完治しないのです。
簡単ではありますがアトピーが一筋縄ではいかないことをご理解されたかと思います。
ですので学ぶことが必要なのです。
自己流で治るほどアトピーは甘くはありません。
さあ!一緒に学びましょう!
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