アトピー完治のメカニズム

  アトピーの時の姿と治った後の様子

左がアトピーだった頃。右が現在のアトピーが完治した姿です。

治ってから10年になりますが、普通の人と同じ生活をしていても再発はありません。アトピーのために何かやっているわけでもありません。

では、どうすればいいのか? とお知りになりたいでしょうが、まずは既存のアトピー対策は対症療法であり「その場しのぎ」に過ぎないことを知るべきでしょう。

アトピー対策はどれも同じです

あなたは焦燥にかられながら「アトピー対策」を日夜、スマホで検索されていることでしょう。

早くこの辛さから抜け出したくて、情報を探し求めているはずです。

ネット検索は答えをすぐに教えてくれますが、では、どれを試せば良いのか?

試しても効果があるのか? すぐに思案が始まり、実に悩ましいものです。

アトピーの悩みも大変だが、何をどうやって改善していくか? これも大きな問題です。

だから、結論から先にお伝えしましょう。

アトピー対策は「どれも同じです。」

ですから、アトピー対策をめぐる議論は不毛であり愚昧です。

あれこれ手当たり次第にやってみるのは時間とお金の無駄です。

西洋、東洋とわず薬物療法であれ、サプリメントであれ同じ。

脱保湿もスキンケアも、マクロビオティックも温泉療法もみんな一緒です。

あらゆるすべてのアトピー対策は「視点が同じ」である以上、差異はありません。

視点が同じとはどういうことか?

あらゆるアトピー対策は症状という「目に視えるもの」しか扱わない、この点において視点が同じなのです。

ゆえに、すべての対策に違いはありません。

さらに、解決の方法すらも同じなのです。

すなわち、形式知(具体的なマニュアル・テクニック)でもって解決をするのが既存のアトピー対策です。

要するに、視点の対象は炎症や乾燥肌であって、

そういった「目に視える状態」に対して「これを使って解消しましょう」といったマニュアル・テクニックが用意されている…….これが「アトピー対策」の共通した構造なのです。

では、既存の「対策」をあげて、それらを俯瞰視してみましょう。

① 薬物

肌が赤くて炎症しているのは免疫が暴走しているから。だから、免疫を抑えるためにステロイド(免疫抑制剤)を塗る。

② スキンケア、保湿

肌のかゆみの原因である乾燥を潤わせるためにスキンケア用品を塗る。

③ 温泉療法

肌に良い成分を含有している温泉水につかる。

④ 食事療法 マクロビオティック

食がからだをつくるから、マクロビオティックや食事療法を実践する。また補助としてサプリメントを飲む。

⑤ 漢方、針治療

肌が乾燥して熱がこもっているから気血水を調整するために漢方や針治療をする。

いかがでしょうか?

もう、お気づきだと思いますが、

アプローチが違うだけで、アトピーとはあくまでも「肌の問題」である、といった前提をふまえた対策ばかりです。

これが、私たちが見ているアトピーのイメージ(概念)であって、

このイメージは「アトピー」のすべてを物語っておりません。

これは大事な示唆なので、くりかえし指摘します。

問題は肌であって、その肌をなんとかしなければならない、という慣れ親しんだイメージがすべてではない、ということです。

念のためにいいますが、

私は上記にあげた対策や方法は間違っているとはいっていません。

ただ、「アトピーへの視点において差異はない」と指摘しているのです。

それが何が問題なのか? と思われたかも知れません。

いえいえ。

ここに「何をしても変化がない」とあなたが悩む理由が潜在しているのです。

やり方は違えども視点と前提が同じならば「結果も同じ」

いままで、アトピーについて多くのことが語られてきました。

ステロイドを嫌悪するグループもあれば、標準治療を守り薬を塗ることを推奨する団体もある。

脱保湿を薦める医師もいれば、絶対に保湿はやるべきだと唱える皮膚科もあります。

「何を信じればいいものやら」とため息をつきたくなるほどです。

しかし、完治経験者の私からすれば違いが感じられないのです。

ステロイドに反対であれ推奨であれ同じ。

漢方であれ脱ステロイドであれ、脱保湿であれ保湿徹底主義であれ、玄米食であれ、みんな一緒。

百家争鳴、議論百出、諸説紛々あれども、「たったひとつの認識」に帰結するといえるのです。

そうだ、たったひとつなのだ。

それは前述した通り、すべてのアトピー対策とは「目に視えるもの」だけしか語っていない。

つまり、『肌こそが問題なのだ』……これが、あらゆる対策・治療法の共通の「前提」なのです。

やり方、治し方がバラエティに富んでいるだけであって、アトピーへの視点はどれもこれも同じなのです。

アトピーは肌の問題である、という解決に臨む前の前提が同じであれば、実践後の結果も同じになります。

いいですか?

ここに、あなたが「何をしても変化がない」理由が潜んでいるのです。

「アトピーへの視点」も「解決への考え方を支える前提」も同じであれば、いくらアプローチを変えても、結果は同じです。

ゆえに、治し方をめぐって議論をしたり迷ったりするのに意味がないのです。

いかに、あなたご自身の「既知の思考の枠組み」に限界があるか、このことに気づくべきなのです。

さらに、この限界がもたらす問題を洗い出していきます。

多くのアトピー対策は『表』しか見ていない

あらゆる対策・治療法の「前提」である“肌”こそが問題なのだ、というのは一側面しか視ていません。

すなわち、アトピーの『表』しか視ていないのです。

私たちは『表』しか見ておらず(見させてもらえず)、『表の鍵穴』に合致する鍵しか手にしていないのです。

あらゆる対策は『表の鍵穴を開ける鍵』でしかない、と付け加えることができる。

ここでお気づきになられましたか?

そうです。『表』だけでは不十分なのです。

『裏の鍵穴の鍵』も合わせて手にする必要があるのです。2つそろって初めて、解決の「扉」を開くことができるのです。

なにも私は隠喩をつかい、たとえ話に終始しているわけではありません。

怪しげな意味で『裏』という言葉を使ってはおりませぬ。

あらゆる物事・状態には『表』と『裏』の側面が必ずあることに気づいてほしいのです。

つまり、すべての物事・状態は二項対立を内包しています。

男/女 明/暗 善/悪 陰/陽 といった具合に、

あらゆる事物はそれ単独では存在できません。

もうこれは疑いようのない世界の成り立ちの原理原則です。

(例:世の中が女性だけだと、女性という存在は消える。女性という言葉すら必要なくなる。

あなたがそれは女性だと認識できるのは男性を知っているからであって、男性がいないと女性だと認識することはできない)

ですから、アトピーの『表』しか認識していない「アトピー対策」を私は否定しません。

片方の側面だけを否定したりできないから。

よって、アトピー対策をめぐっての議論にも興味ありません。

ただただ、あなたは努力を無駄にしてはいけない、と強く訴えたい。

アトピーの片方の側面だけを視て努力しても変化しませんから。

あなたが今まで、何をやっても「すっきり」しなかったのならば、『アトピーの表』という片方の側面しか知らなかったからです。

そう、「知っているか・知らないか」

私のような完治経験者と「あなた」の差異は「知っているか、知らないか」だけなのですから。

その場しのぎの対策がアトピー長期化をもたらす

私はアトピーを20年以上もこじらせました。その間に3度も激しく悪化しました。

ですが、いまは「すっきり」爽やかな毎日をすごしています。再発もありません。

それこそ対策をやって、お肌をコントロールしているわけではありません。

私は普通の人と同じ生活ができているのです。

では、私はあなたと違って努力をしたのでしょうか? そうではありません。

特別なことを実践したからでしょうか? いいえ、ちがいます。

我慢強いから? まったくちがいます。

では、何が違うかといえば「知っているか、知らないか」だけの差しかないのです。

ですから、あなたはアトピーの実相を知ることであり、その機会を持つことが大事なのです。

闇雲に手当たりしだいにアレコレやってみては、治る兆しすらなくて、また違うモノに手を出す。

そして、

季節の変わり目に急に悪化。

どんどん体に広がっていって、

慌てて皮膚科に行く……

あなたはこの繰り返しではありませんか?

だとしたら、その場しのぎの対策、すなわち対症療法ばかりやっているからですよ。

対症療法とは読んで字のごとくです。

症状に対して対処的に行われることを意味します。

だから、根本的ではないのです。

対処療法の特徴とはこんな具合です。

*アトピー対策を探してやってみる。

*しばらくはマシになる。

*けれど「すっきり」はしない。なんだかぼんやりと赤いし、手を抜くと一気に悪くなる感じがする。

だから、結局はずっと「アトピーのお世話」ばかりやる生活をずっと続けなければいけない。

急に悪化してあわててクリニックに行く。

でも、薬はできるだけ避けたいから、またアトピー対策を探して行う。

また、悪化する(これの繰り返し)。

これが対処的な対策の特徴です。

お肌のお世話、コントロールをしなければいけない「義務感」を抱えて生きるには人生は短すぎます。

人生の時間は有限です。そして一回限りです。

「その場しのぎ」ばかりやる人生は砂を噛む味気ないものになります。

あなたはアトピーを治すためにだけに生まれてきたのでしょうか?

そうではないはずです。

ですから、テクニックやマニュアルに飛びつくにはやめましょう。

形式知であるテクニックやマニュアルは実用的です。これが過ちを生みます。

だって実用的ゆえに実用に耐えうる狭い範囲でしか効果は発揮できないから。

だから、アレコレと手を出してしまうわけです。

そして、何をしても変化の兆しすらない、と悩み続けてしまうのです。

つまり、あなたは悪くないのです。

努力が足りないのでもないのです。

ただ、知らないだけなのです。

しかし、「知らないままに」「自己流に」対策をしてしまうと、蟻地獄のような、時には真綿で首を絞められるような陥穽に落ち込んで抜けられなくなるのです

そして、ますます焦燥にかられてしまう。

だから、手当たり次第に手をつけて試してしまう。

あなたはそうなっていませんか?

焦燥と混乱の渦中においては何をやっても上手くいきません。

アトピーは治そうと思えば思うほど治らないものです。

これでは、一生、アトピーのお世話をして生きていかなければなりません

ですから、冷静になってアトピーの実相を知ることです。

ちなみに、私はサプリメントやスキンケア用品、食事療法で治したのではありません。

あまたある「対策」をすればするほど、症状がこじれていきました。

しかし、いまは特に何もしていません。

下の写真のように普通の人と同じ生活をしていても不具合はありません。

あなたに見たい「景色」があるならば

実用的なアトピーグッズ(スキンケア用品など)は大事だし必要です。

しかし、実用グッズとは視点が低いといえる。実用に耐えうる範囲が限られているということは低い視点だということ。

道路にいながら、停車している車の数を数えるのは難しい。

しかし空の上から数えると視点が高いから遠くまで見渡せるので車の数も把握しやすい。

道を歩く人には絶対に見ることができない景色がある。

それは、大空高く飛ぶ鳥が眺める景色だ。

これだけ視点の高低で視える景色がちがう。

ずっと、低い視点でいると、ずっと同じ景色を見ることになる。

「アトピーにはコレしかない」なんて典型的。とても、視点が低いといえる。

あなたに見たい「景色」があるならば、

もう、同じことを繰り返すのはやめましょう。

あなたは「頑張っているのにかんばしくない」「何がなんだか分からなくなった」といった状況の渦中で身動きが取れなくなっていませんか?

でしたら、今までと何かを変えていかなければ、同じ結果が招来されるだけです。

同じことを繰り返しながら違う結果を望むのは、相当無理があります。

あなたが納得のいく現状を手に入れたければ、根本から変えていくことです。

まずは、知りましょう。

アトピーの実相について認識を深めましょう。

『表』の姿だけでなくて、『裏』を知る視点を身に着けることです。

もう、「何をすれば治るの?」という、短絡的な思考はやめましょう。

「最小の努力で最大の効果を得たい」という考えも捨てましょう。

なぜか?

今までこのページを読んできた賢明なあなたなら説明は不要ですよね。

でも、ひとりでは心細いでしょうから、テキストを用意しました。

それが『アトピーの原因と克服のメカニズム』です。

私が2005年から14年間、何をやっても上手くいかない方々のサポートをしてきた中で研鑽してきた内容をテキストに凝縮しました。

テキストは単なる「視点の低い」マニュアル書ではありません。

その場しのぎのテクニックを開陳した書でもありません。

テキストを読めば「そういうことだったのか!」と、あなたのアトピーへの認識が変容していくことでしょう。

テキストを手にされて質問したい場合、いつでもメールをください。回答をいたします

価格は7980円です。

私がかつて病院内でセミナーを開催していた時と同じ価格にしています。

テキストは5346人以上の愛読者に恵まれています(19年1月現在)。

写真のように全国から読者様の喜びの声とかお手紙で頂いています。

お手紙

なお、

「私のアトピーは誰かに治してもらうものだ」という依存心の強い方はテキスト購入のお申込みすることはお控えください。

しかし、

質の高い本質的な学びをしたい方には力強い味方になるでしょう。

また食事やスキンケアなど具体的な対策についても書いていますのでご安心ください。

スキンケア用品の買い方や選び方もテキストに示していますので、お店でスキンケア商品を買う時の参考にしてください。

また、アトピーでない方が興味本位で購入するのは厳禁です。

悩める方の尊厳を守るためです。

アトピーの方とそのご家族の方のみお申し込みをされてください。

テキストは【ダウンロード版】と【冊子版】をご用意しています。

テキストをすぐに読みたい方は【ダウンロード版】を選択してください。

実際に手にして読みたい方は【冊子版】を購入時に選んでください。

*冊子は印刷・発送を代行して頂いているインフォカート社からご自宅まで日本郵便にて届けられます。

「ゆうメール」での発送もしくは「代金引換」のどちらかを選んでください。

*冊子版は印刷・製本・送料の実費として価格に1800円加算されます

*冊子版ご希望の場合、「冊子版希望」の箇所に必ずチェックを入れてください。

*なお、冊子版を「ゆうメール」ではなくて「代金引換」で手に入れたい場合は手数料350円が必要です。

お申し込みは「銀行振り込み」&「クレジット」&「代金引換」が可能です。代引き引き換えは別途手数料が必要です。

決済や冊子の印刷、発送はインフォカート社に代行委託しています。

次のボタンをクリックしてお申し込みフォームにお進みください。

特定商取引法の表示

テキスト著者 プロフィール

プロフィール写真

渡辺 勲

NPO法人 日本成人病予防協会会員 健康管理士

アトピーの心理的原因を除去するアトピー解放心理セラピスト

炎症と痒みの心理的原因を除去する心理セラピストの第一人者。

1972年 大阪市生まれ。関西大学卒業後、

私立高校社会科講師に着任(大阪電気通信大学高等学校)。

私立高校社会科講師を経て不動産会社に勤務。退社後の2005年からアトピー解放心理セラピストとして援助活動を始める。

自身のアトピー歴は長く25年余。症状期間中に勤務が困難で失業するなど3度の激悪化を経験。その後、自力で克服。現在42歳だがビールを買う時に免許証の提示を求められるほどの変身ぶり。アトピーの存在目的を読み解く「アトピー解放メソッド」を開発。

2005年から既存の治療方法に失望したアトピーの方々へのサポートを開始。今年で13年目。

2005年から2015年までの10年間、 無料の電話相談・面談を実施。 相談件数のべ13360件の実績を持つ。

クライエントからは「アトピーの根源がわかって身震いした」「なぜ私がアトピーなのかその理由がわかった」「痒くて眠れない本当の理由がわかった」など驚きの声が絶えない。

「真面目に生きてない?愉快に生きようよ!」という理念に共感する人も多く、自分の欲求を自由に認めることで「普通の人みたいに食事も恋愛もできた」と喜ぶクライエントも多い。

多くのカウンセリングでの改善事例をもとにした電子書籍「アトピーの原因と克服のメカニズム」を出版。現在5114名を超える人が愛読。(18年9月30日現在)

また、漢方医の依頼で毎回20名以上の参加者に完治のためのレクチャーを実施。アマチュア落語歴20余年の経験を活かした親しみやすい語り口は、「まるで落語セラピーのようだ」と評判が高く、毎回満員御礼となる盛況ぶり。

辛い人生を笑いに変えて克服してきた生き様に惚れる受講者も多く、真面目すぎて気楽になれない人や生き辛さを解消したい人が次々と訪れる。

ベルギーやアメリカからわざわざ日本にお越しになられる方もおられるほど。 その他、海外ではイギリス、スペイン、オーストラリアなど海外在住日本人からの相談も多い。

このエントリーをはてなブックマークに追加
このエントリーをはてなブックマークに追加