なぜ春はアトピーが発症しやすいのか

春はアトピーが発症しやすい季節です。

毎年、この春の時期になると春の解放感とは裏腹に目の痒みでイライラしてしまうのではないでしょうか?

でも、春の季節に症状が出ることはとても良いことなのです。

むしろ春の季節に皮膚の炎症を出さないで「ステロイドで抑え込んでしまう」と、今度は夏場がしんどくなります。

そもそも春は「何かと出る」季節。辛いですが春は症状を出した方が自然の摂理にかなっているのです

春は気逆の時期でして、気逆とはエネルギーの方向が「下から上」に向かうことを意味します。

エネルギーが「下から上」に向かう気逆の現象は環境や身体内でも起きます。

環境について言えば、春の季節は芽が地中から空に向かって伸びてきます。

下から上に向かう現象が起きるわけです。

身体内では通常、口から入って下に向かう(気順)現象が起きています。

しかし春は逆なのです。

花粉症のように「下から水が上がってきて」鼻から出てしまう現象が身体内で起きるのです。

まるで芽が地中から吹きでるかのように身体内でも同様の現象が起きるのです。

だから春になるとおでこにぷつんと吹き出物が出来るのです。

なにかと春は「吹き出る季節」であってアトピー性皮膚炎も春に出やすくなるわけです。

また「春になるとなんとなく気分がさえない」と感じられる方も多いのではないでしょうか?

それも気逆の季節ならではのことです。閉じ込めていた憂鬱な気分が吹き出てくるわけです。五月病がそうですね。

これから食卓には春の旬の野菜、菜の花、竹の子などが出ると思います。

春に菜の花や竹の子といった旬の野菜を頂くのは、そういった春の旬の苦みのある・アクのある野菜を食べることで積極的に排毒させることを考えてのことです。

春の旬の苦みのある野菜を食べて吹き出物を出すことで自然の摂理に従おうというわけです。

だからおでこに吹き出物が出たら「ありがとう」なのです。

春にアトピー性皮膚炎が出るのは自然の摂理であって、無理に薬で抑え込まないで、むしろ出した方がいいのです。

出した方がさらに夏などのこれからの季節を快適に過ごせるのです。

ステロイドで抑え込むのではなく、辛い場面もありましょうが自然におまかせして「ゆったり」することをおすすめします。

ゆったりしながら過去の記事のアトピー完治のメカニズムをお読みくださればと思います。

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