苦手な野球と「治らないアトピー」の関係

ピッチャー

「あなたはボールの球が小さい球技ほど下手だね」

これは私が小学校4年生の時に担任の先生からいわれた言葉です。

ドッジボールやバスケットなどの球技は苦手でした。

とくに野球は下手くそでした。

飛んでくる球をキャッチできずいつも友達に叱られるのです。

人数が足りずにたまに内野で守っている時、

送球を後ろにそらしてしまい、アウトを重ね、

怒り狂ったチームメイトの中田君(仮名)がバットを振り回しながらボクを追いかけ、

思いっきりお尻をバットで殴打した時のこと、今でもありありと覚えています。

お尻が腫れてしばらくお風呂に入れず、親にいえばまた親から怒られるので、ずっと痛みに耐えていました。

中学生の体育の時間、

はじめてキャッチャーをしたのですが全ての投球をミットからこぼしてしまい試合が成立しませんでした。

未だに「キャッチャーがボールを落とした場合、それはストライクなのかボールなのか」私にはわかりません。

バッターボックスに立った時、バットに当てたボールが全てファウルになりまして、

「おまえ打ち遅れているからや」といわれ、ついに「もうアウトや! おまえ」といわれてしまいました。

未だに「ファウルの時、それはストライクなのかファウルなのか」私にはわかりません。

「投球に対してバッターねばってますね!」とプロ野球実況アナウンサーがうなるたびに、

「なぜこのバッターは叱られないんだろうか?」と思ってしまうことしばしばです。

そんな私もたまにはヒットを打つことがあって、

「ニクイところ狙ってくるな!」とみんなから感心されたことがありました。

ボクは未だにどうやってニクイところにボールを飛ばせたかわかりません。

そんな球技が苦手だった私は最近、衝撃の事実を知ったのです。

それは地域で野球の指導をされている先生から教えて頂いたのですが…….。

先生いわく「球なんか見なくてもいい」というわけです。

打者がボールを打つ時、

投手から投げられる球の軌道を見て、

そしてタイミングをはかってバットを前に出すものだと、

私はずっと信じてきたのです。

それが違ったのです。

そして、先生から「投手に対して打者の正確なポーズと眼の使い方」を教えて頂けました。

さらにお伺いすると、

プロ野球選手はピッチャーが手からボールが離れた瞬間にシャッターが閉じる特殊な仕掛けをした眼鏡を装着していてもきちんと打撃ができること。

野手は目隠しをしていても打球の音を聞いただけで、どこにボールが飛ぶかわかるとのこと。

さらに、あの超有名な打者の視力は良くないこと。

知りませんでした。

私は野球について誤解していました。

球を追いかけないと打てないし拾えないと思っていた私からすると目から鱗でした。

野球は私が思っていた世界と違っていたのです。

そして、

私は思いました。

「これを小学生の時に知っていたらな~!」

そうです。

なぜ野球がいつまでも上達せず下手だったか?

それはプレイヤーとしての本質を知らなかったからです。

だから未だに下手なのです。

たまに出塁できても「なぜヒットしたか」わからず次に活かせないのも当然ですよね。

そこで、あなたですよ。あなた。

もうお気づきでしょう。

あなたのアトピーもそうです。

治らないのは当然といえば「当然なのです。」

アトピーをすっきり完治させた私とあなたとの違い。

それは「アトピーの本質」を知っているか知らないか「だけ」なのですから。

あなたが”アトピー完治の世界”を知って目から鱗の体験をしたければ、

アトピー完治のメカニズムのページを読むことを強くすすめます。

 

アトピー解放心理セラピスト

ワタナベ勲

 

アトピーとマルクス経済学

カール・マルクス≪アトピーとマルクス経済学≫

それはある日の深夜、路上でのできごとだった。

「なにが上司や! 会社じゃ!」 と、大声で叫ぶサラリーマンがいた。

かなり酔っているらしい。

すると、

そのサラリーマンの目の前に農民がすっと現れた。

手に鍬を持つその農民はサラリーマンにこんな質問をした。

「会社ってなに? なんのために行くのか?」

その農民はかなり古い時代、それも山奥の村落からやってきたようだ。

貧しい身なりからしてわかる。

「働かないと生きていけないからだ。だから会社に行くんだ」 と、サラリーマンはこたえた。

「働かないと生きていけない? どういうことだ?」と、農民がいった。

「働かないとお金がもらえないじゃないか!」

「お金がもらえないと生きていけない? どうして?」

「お金がなければ買い物ができないだろ」

「会社に行けばお金がもらえるのか?」

「いや、そうじゃない。会社で9時から5時まで働かないとお金はもらえない」

「もらうものなのか? それって」

「そうだぜ。嫌な上司でも指示に従わなければお金はもらえない」

「その上司ってヤツはお前の親戚か? 祖先が同じだとか?」

「いやちがうよ。1週間前に、顔合わせしたばかりだ。血縁関係のない赤の他人さ」

「はあ? なんてこった! そんな見ず知らずのヤツの指示に従うなんて!」

「いや、だからさ。それでも指示に従わなければ生きていけないんだよ」

「馬鹿じゃねえか? おまえさん。嫌だったら逃げればいいじゃないか?」

「逃げたら無職だ。食べていけない」

「無職? 食べていけない? 意味がわかんねえ」

「家にいても食べていけないだろ?」

「はあ? おらずっと家にいるが食べていけるべ」

「でもよ、会社にいってもすぐに家に帰れないんだぜ。残業があるから毎日、終電になる」

「帰れない? そんなに上司におさめる年貢がきついのか」

「なにも上司におさめないよ。おれはお金をもらう側だ。お前ら大変だな。年貢を納めなきゃいけないから」

「馬鹿野郎。収穫の半分を納めたら後は俺のもの。好き勝手にしていいんだぜ」

「半分もおさめるのか! 大変だな。俺はおさめなくても月末、お金がもらえるぜ」

「だから、そのもらえるって一体なんだべ?」

「でもよ、なんで会社に行かなくても、食べていけるんだい?」

と、サラリーマンは不思議そうに農民に聞いた。

「そんなもん知るかよ。おいらの親もずっと家にいたぜ。働きにいくことなんかなかったぜ」

と、農民はこたえた。

「おまえの親子って年金不正受給でもしてるのか? 無職が金になるってそれしかないだろ」

「なんだかよくわからねえから帰るべ」

そう農民はサラリーマンに言い残してすっと姿を消した。

残されたサラリーマンは、果たして幸せなのは自分の方なのか、それとも農民なのか頭が混乱し始めた。

この現代の資本主義を生きる労働者であるサラリーマンはしきりに「何も上司におさめない。もらう側だ」といっていたが、それは大きな誤解だ。

労働時間とは自分の給料のために働く時間ー必要労働時間だけではない。

労働時間の半分は「剰余労働時間」として、会社に労働力を「おさめないと」給料は「もらえない」ことを彼は知らないし気づいていない。

そして勤めに行かなくても食べていける農民を不思議がったが、 まったく封建社会と資本主義社会の生産様式の違いを理解していない。

マルクスは私たちが生きる社会の土台である資本主義経済のシステムを科学的に明かしたー資本論のなかでこう述べている。

「共同体が果てるところで資本主義経済は成立した」

資本主義経済の成立とは「共同体が崩壊し生産手段を持たない人々を生み出していった過程」そのものだった。

生産手段を持たないサラリーマンの彼は当然「家にいても食べてはいけない」

このサラリーマンにマルクス経済学の素養ー資本主義経済のメカニズムへの理解があれば、 この江戸時代から来た農民を納得させて帰らせることができただろう。

そして、

なぜ自分は嫌な上司の指示に従い、残業しているか、

これを今まで自然なものとして受け止めてきた自分を疑うことができるだろう。

さらに、

新たな生き方を見出すことができることだろう。

しかし、

多くの労働者は資本主義についてまったく理解していない。

資本主義社会にいながらにして。

それはこの社会のメカニズム-誰が支配者か分かりずらく搾取の仕組みが見えにくいからだ。

さて、

あなたはアトピーを「知っているだろうか?」

アトピーの真の姿を「見たことがあるだろうか?」

ひょっとして、

あなたは「封建社会の農民」から資本主義社会について教えてもらっていないか?

だから、あなたは、

新しい生き方が迎えられそうな兆しを感じることができないでいるのだ。

もしそうだとしたら、

”去年と同じ繰り返しになる”

新しい時代へと進歩発展しない。

今年こそアトピーを根本的に解決するために

アトピーがどうやって治っていくのか?について客観的に再現性をもって教えることができる人から、

アトピーの原因と完治のメカニズムについて学ぶべきだ。

過去の投稿記事を読んでアトピー完治のメカニズムを知る→アトピー完治経験者から学ぶ! アトピーの原因と完治のメカニズム

アトピー解放心理セラピスト

ワタナベ勲

テレビが正月番組ばかりだから「今が正月」だと思っていませんか?

テレビを見る人

テレビ画面には

神社に参詣する人々の群れ、

演芸場からの中継、

高速道路の帰省ラッシュ

初日の出、芸能人の今年の抱負、

百貨店の福袋を買うための長蛇の列

などが映し出されている。

テレビに映る”正月模様”を見て、

「そうか今、正月なのか」

と、思う人はいないだろう。

しかし、

テレビを見て正月気分になったり、

正月を「実感する」ことはある。

また、

正月にテレビでホラーばかり見ていると、

正月気分はまったく感じられないだろう。

さて、

あなたはどんなテレビ番組を見ているのだろうか?

あなたは今までどんなテレビ番組を見てきただろうか?

なにを「好んで」見ているのだろうか?

まさか、

テレビが現実だとすっかり信じ込んでいないだろうか?

「なんのことですか?」

あなたはどんな”テレビの映像”を見てきましたか?

それが世界のすべてだと信じていたら、

それ以外の世界を実感し体験することはできないだろう。

”アトピーを治すのは難しい”

と、あなたが思う限り、

現実も「困難になる」

もう一度、お聞きします。

あなたはどんなテレビ番組を「見てきましたか?」

ひょっとして、

あなたは今年も、

自宅と皮膚科を行ったり来たりする

”テレビ番組”ばかり見ることになるのだろうか?

もしくは、

あなたの脳には

”アトピーを治すのは難しい”

を特集する”テレビ番組”が、

流されることになるのだろうか?

いや、

「そうであってはいけない」

と、あなたが心底思うのであるならば、

まず、やらなければいけないことがある。

それは、

”テレビ”をクローゼットにしまうことだ。

そして次に、

新しい認識を”部屋”に招き入れること。

その初めの一歩として、

過去の投稿ページアトピー完治のメカニズムを読まれることを強くおすすめします。

アトピー解放心理セラピスト

ワタナベ勲

 

 

痒ければお餅はひかえる、食べないようにしましょう

image5

あけましておめでとうございます!

今年もよろしくお願いいたします。

さて、

あなたが痒みがひどくて辛い状況でしたら、

お餅は食べ過ぎない方がいいです。

お餅は痒みをもたらします。

食べるならば来年にしましょう。

しかし、

痒くなるものを避けても、なかなか治らないものですよね。

または、

「何が痒くなる食べ物かわからなくなった」

「何が痒くなるきっかけかわからない」

結果、

ずっと搔いている……そんな方は多いです。

では、どうするか。

いずれにしても、

今年は根本的に解決していきましょう!

続きは過去の投稿ページアトピー完治のメカニズムを読まれることをおすすめします。

アトピー解放心理セラピスト

ワタナベ勲

マラソンランナー全員がスタートラインの場所を知っているとは限らない

image3かつて、あるマラソンランナーがいた。

そのマラソンランナーは

ただ「ゴールにたどりつける」ことを

願っていた。

ゴールまではがんばれる。

早く完走したい。

ずいぶん努力し頑張ってきた。

「やらないといけないこと」はやるようにしてきた。

彼は毎日毎日、やるべきこと、

やらないといけないことに取り組んできた。

早くゴールを駆け抜けたい。

しかし、

なかなかレース開始の号砲が聞こえない。

おかしい。

どうしてだろう?

そう思った彼はスポーツ店を出た。

知らないのは彼だけだった。

自分がスタートラインにいなかったことを。

 

あなたはスタートラインにいますか?

スポーツ店でシューズ選びばかりしていても、

なにも「起きない。」

 

ひょっとして、

ゴールはおろか、

スタートラインすら見ないまま、

来年2017年の年末を迎えたいですか?

そうなれば、

もう誰にも訴えることなんかできない。

そう、

あなたは、

かつて「25年以上もアトピーで悩み」

「3度の大爆発」を経験し「失業」までしてしまった

私みたいになってはいけない。

 

あなたは来年の年末、

どうなっていたいですか?

そのために「いま」なにをするべきか?

ご存知ですか?

【お薦めの過去の投稿記事】

ステロイドは皮膚になにをもたらすのか?

アトピーは自己流では治らない

アトピー解放心理セラピスト

ワタナベ勲

アトピーを嘆きながら時刻表のないバス停で「その日」を待つ

image

ある日、ひとりの人物が
バス停のベンチに座っていた。

しかし、これがバス停だと
私はなぜ思えたのか。

バス停の標識もなければ
時刻表もないのに。

ただ道路の路肩のベンチに
腰を掛けるその人物は

「バスが来るのを待っています」

というのだ。

さらにこの人物はこういうのだ。

「これからどうなるんでしょうか」

「自分でもそれがわからない」

そして、こういってのけるのだ。

「その日を待っています」

バスが来る日を待っているというのだろう。

この人物は、

これからどうなるかわからず、

自分でもそれがわからない、

といいながら、

「その日をまっています」と、

平然というのだ。

おまけに、

バスの到来を教える時刻表もなければ、

バスにとって目印になる標識もないのだ。

しかし、

この人物はバスが来る日を待っている。

あなたなら、この人物をどう思うだろうか?

あなたなら、この人物にどう声をかけるだろうか?

 

さて、あなたは時刻表を持っているだろうか?

あなたが座っているベンチは確かにバス停だろうか?

 

あなたは来年の年末、

どうなっていたいですか?

そのために「いま」なにをするべきか?

ご存知ですか?

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ステロイドは皮膚になにをもたらすのか?

アトピーは自己流では治らない

アトピー解放心理セラピスト

ワタナベ勲

 

アレルゲンを除去してもアトピーが治らないのは当然です

アトピーはアレルギーの一種だが同じように考えてはいけない

アトピー性皮膚炎はアレルギー症状の一種です。しかしアトピーはアレルギーと大きく違います。

アレルギー症状のひとつであるアトピー性皮膚炎ですが治るプロセスに差異があります。

なぜならばアトピーとアレルギーは同じ原因で発症しているのではないからです。

まず各種アレルギー症状には、その症状を起こす原因物質(アレルゲン)が特定されています。

ゆえにアレルギーは原因物質であるアレルゲンを除去するだけで軽快するものなのです。

アレルギーには花粉症、蕁麻疹、喘息、金属アレルギーがあります。 それぞれの症状には特定のアレルゲンがあります。

花粉症なら花粉。 花粉の季節の春が去れば花粉症も軽快します。

蕁麻疹は食物がアレルゲンです。

これは血液検査をすればアレルゲンが特定されますので、まずは検査でわかった食物を除去することです。

喘息ならカビやダニなどハウスダストを除去することです。

金属アレルギーなら金属を身に付けないことです。

そして金属アレルギーで盲点になるのは歯科治療による銀歯やインプラントの金属の詰め物。

歯科治療で金属を詰めたり、入れたりしているのなら、セラミックに替えた方がいいでしょう。

日本の歯科治療は欧米と違い遅れていて、欧米では使用禁止のアマルガムを未だ使用しているのです。

これは今後、様々な弊害を生んでいくでしょう。

話がそれました。

つまりアレルギーはアレルゲンを除去すれば軽快に向かいます。

しかし【アトピー性皮膚炎】はアレルゲンを除去しても治るとは限らないのです。

さらに言えばアトピーはアレルゲンを除去しなくても治るときは治るのです。

もしあなたが、ある食べ物を食べないで皮膚炎が治ったのなら、それは食物アレルギーであって、アトピーではありません。

よってアトピーにおいて食物除去をやっていてうまくいかないのは、当然なのです。

ですから、やっきになって「アトピーの犯人探し」のごとく「何がダメなんだ!」と食事に厳格になったり、

徹底的に部屋を神経質に掃除したりするのは新たな苦しみをもたらします。

ダニやカビ、ハウスダストを部屋から除去しても、 外に出ると防ぎようがありません。

実際、神経質にアレコレ除去しても治らない人がいかに多いか!

逆に、何も具体的なことをせずに「知らぬ間に治った」アトピーの人が大勢いるのです。

この文章を書いている私もそうでした。

また私のクライアントみなさんを見ましても、そう思えます。

まずもってアトピーはアレルギーとはちがいます。

動物性タンパク質を食べないとか、砂糖を控えるなど何か物質を除去することに効果を期待しないことです。

また油をゴマ油や良質のオリーブ油や亜麻仁油に変えてみたところで、アトピーはなかなか克服できるものではありません。

何か特定のアレルゲンを除去したり、何かを塗ったりすることでアトピーが改善されるなら130万人もアトピーで苦しむ人は輩出されないでしょう。

一方、アレルギー症状ですら、無数にあるアレルゲンを減らしていくのは難しいのです。

減感作療法(げんかんさりょうほう)ではアレルゲンをシラミ潰しに調べる方法で、ある特定されたアレルゲンを何十万倍に薄めてアレルギー患者に注射していく治療法です。

注射をしていって患者の抵抗力をつける、インフルエンザのワクチンと同じ理論なのです。

ですが期待されたほどの実績はありません。

なぜならば、アレルギーを起こすアレルゲンは無数にあるためです。

患者のアレルゲンは探さばいくらでも見つか、いたちごっこなのです。

一方で特に具体的な事をしなくても知らぬ間に治った事例が山ほどある。

そろそろ、原因を外部に求めることをやめるべきではないかと私は思うのです。

アトピーを治すことの難しさ。その理由とは?

蕁麻疹とアトピーは同じ皮膚疾患ですが症状が違います。

蕁麻疹は短時間で消えて無くなります。アトピー性皮膚炎はそうではありません。

もし、卵白を除去することで蕁麻疹が治れば、蕁麻疹という症状が出る卵白を食物アレルギーだったわけです。

皮膚炎もそうです。卵白を除去することで皮膚炎が治れば、卵白を食物アレルギーとする皮膚炎だったわけです。

しかし、除去しても治らなければ、食物アレルギーではないわけです。

アトピーの難しさはそこにあるのです。

また「アトピーは大人になれば治る」とよく言われるものの、大人になっても治らない、また大人になってから急にアトピーになる人も急増しています。

幼い頃は胃腸の機能が整っていないので皮膚疾患になりやすいと小児科や皮膚科では説明されます。

しかし、幼い頃、アトピーと診断され治療を受けるも治らず、中学、高校と進級しても治らない人も多いです。

さらに、幼い頃から治療しているが、成人になってもアトピーが治せないでいる人も珍しくなくなりました。

「大人になってもアトピーを引きずってしまう」・・・こんな事例は多いです。

「アトピーは成人になれば治る」そんな皮膚科や小児科による通説に反した事例が多いのです。

幼い頃から皮膚科に通い、成人になっても薬を手離せない人が私の元にカウンセリングを受けに来られるケースは多いです。

そういう人ばかりだと、言っていいくらいです。

ここにもアトピーの困難さの実相を見る想いがします。

しかし、難しいといっても、当然、アトピーには原因があります。

ですから、ご安心ください。

まずはアレルギーとちがってアレルゲンを除去すれば「アトピーは解決する」と考えないことです。除去食にがんばり過ぎないことです。

これがこのページでお伝えしたかったことです。

アトピーはモノでは治りません。

そうです。皮膚に何かを塗るだけでは治りません。食事改善だけでは治らないのです。

どうやら、あなたの概念を変えないといけないようですね。

アトピーを完治したいのでしたら、まずは完治のメカニズムを学ぶことです。

アトピーを完治された私のクライアントさんは皆さん「アトピー完治のメカニズム」を学ばれています。

まずはあなたも下の過去の投稿ページのリンクをクリックして完治の秘訣を知りましょう。

クライアントさんのアトピー克服の経過も知ることができます。

アトピーの原因と完治のメカニズム

まず知ることです。自己流で完治できるほどアトピーは甘くないのです。

脱保湿はアトピー肌を悪化させるから絶対にやってはいけない!

アトピー肌に保湿が必要なこれだけの理由。脱保湿は厳禁!

アトピー肌には保湿は絶対に不可欠です。それはなぜでしょうか?以下に解説しましょう。

皮膚表面の角層は水分の保持や外部からの刺激を防ぐ役割があります。

角質を構成する細胞の間には主にセラミドといった細胞間脂質が満ちており皮膚は常に潤いを保っています。

また角質の上にはさらに皮脂膜があり、そのため皮膚は弱酸性に保たれることで細菌などの繁殖が防がれています。

しかしアトピー肌の場合、皮脂膜は奪われ角層に含まれるセラミド含有量が30%も少なくなっているのです。

これはスキンケア用品や肌を洗う洗浄商品に含まれる化学物質が皮膚を荒らすのが原因とも言われます。

また生まれながらの乾燥肌体質、肌本来の機能を低下させる環境(幼い頃からエアコンに親しむなど)が原因であるとも言われています。

皮脂膜が奪われセラミドが減っていると皮膚からどんどん水分が蒸発してしまいます。そして乾燥肌になります。

この乾燥肌が痒みの原因でもあるのです。その痒みが爪で掻くことをもたらし、掻破してしまうとさらの皮膚はボロボロになり皮膚機能は低下します。

ですからアトピー肌に保湿はするべきであって脱保湿なんてもってのほかです!

掻くとさらに掻きたくなることはありませんか?

それは痒みを知覚する神経線維が皮膚の表面近くの角層まで伸びてしまっているかもしれません。

通常、痒みを知覚する神経線維は皮膚の奥の層「真皮」にあります。

しかし真皮から表皮、ついには皮膚の表面である角層近くまで伸びてしまうと、少しの刺激でも痒みを起こさせてしまうのです。

よって服がされただけ、水がついただけで痒くなったりするのです。

ここでも対策として保湿によるスキンケアが重要です。

なぜならば乾燥肌は「神経線維の成長をうながし角質まで伸ばしてしまう」からです。

皮膚が乾燥すると表皮にあるケラチナサイトと呼ばれる細胞から神経成長因子(NGF)が産生され活発化。よって「痒みを知覚する神経線維」がさらに伸びて皮膚表面まで到達してしまいます。

やはり乾燥肌は「痒みに敏感」「痒みの連鎖が起きる」と言えます。

なお乾燥肌とは皮膚に熱がこもっている状態であり、ゆえに赤く炎症しているわけですが、その熱を緩和させたいから「掻く」という行為に自然となるのです。

だからといってその炎症を消すために薬を塗っても炎症は抑えられますが痒みは消えません。

いずれにしましても乾燥肌対策こそがアトピー対策の「ひとつ」であり保湿によるスキンケアは必ずやってくだあい。

脱保湿はやってはいけません。保湿のやり過ぎで皮膚が怠けることはありません。肌断食なんてとんでもない!

脱保湿は乾燥肌をもたらし、痒みを知覚する神経線維による痒みを激しくさせるだけです。

アトピー肌への正しい保湿の手順とは?

アトピー肌に保湿によるスキンケアが大事だと分かりました。次に理解しないといけないのは保湿する手順です。

必ず「化粧水から先に塗って」皮膚に水分を与えてください。

そしてワセリンやクリームやローション、オイルや油を塗りたければ塗ってください。

先ににワセリンやクリーム、ローションやオイルや油を塗ってしまうと熱がこもった皮膚を覆ってしまうことになります。

だから息苦しいのです。これはアトピーでなければ分からない辛さです。

薬を塗って皮膚の違和感を感じ、とてつもなく息ぐるしくなって慌てて水で洗い流す。そして再び乾燥肌になり痒みが襲ってくる。だから仕方なしに薬を塗る。そんな誰にも理解されない言いようのない苦しみ。私も長い間経験しました。

ワセリンもそうです。ワセリンがいくら保湿力があっても水分を与えません。だからワセリンは塗ると辛いのです。熱がこもり掻きたくなる。

水分を与えない保湿商品であるワセリン・オイル・ローション・クリーム・油は熱がこもっている皮膚にフタをさせます。よって熱がこもるので掻きたくなります。

これでは悪循環です。だから先に化粧水を塗ること。場合によれば化粧水以外は使わなくてもいいくらいです。

まず化粧水で水分を与える。そしてそれ以外のスキンケア用品で皮膚にフタをして水分蒸発を防ぐ。

これが正しい保湿の手順です。

乾ききった砂漠には先に水を与えましょう。

正しい保湿用品の選択方法

有効な美容成分を選びがちですがそれは間違い。いくら美容成分たっぷりでも有害な成分が入っていたら効果ありません。

有害な成分とは皮膚の皮脂膜を奪い乾燥をすすめるのです。

よって化粧水やクリームの容器や容器が入れてある箱に記載されている成分表示である「全成分表示」を読んで有害成分をまずは避けましょう。

オーガニック専門店のスキンケア用品だからといって安心せず、必ず全成分表示をチェックしましょう。

以下の表示があればその保湿用品は使うべきでありません。

  • BG(ブチレングリコール)
  • PG(プロピレングリコール)
  • パラベン(メチルパラベンなどすべてのパラベン)
  • 安息香酸
  • フェノキシエタノール

上記の成分は肌をしっとりさせたり防腐が目的ですが、すべて化学成分です。乾燥肌をさらに促進させます。

これらの成分が歴史的に長らく広く使用されてきたといって安全とは限りません。

なお無添加や自然派といった言葉が書かれていても信じてはいけません。

原材料に化学物質が含まれていても製造過程で化学物質が使用されていなければ無添加と表示できるからです。

原材料に含まれてる化学物質(キャリーオーバー)は成分表示「全成分表示」に記載しなくてもいいのです。

また盲点なのが医薬部外品です。医薬部外品は長期的に使用するのは好ましくないと聞いたことがあります。

さて、これまで保湿に関して述べてきました。

しかし保湿だけでアトピーはすっきり完治しないのです。やはり身体の中から対策することも大事。

アトピーは食事だけ保湿だけと、何かをやれば治るものではありません。

しかし私のようにすっきりアトピーを完治させた人はいます。

アトピーの私の顔です。

写真のように私は25年以上、アトピー症状でした。

アトピー歴25年の私でした。しかし今ではすっきりアトピーを完治させています。5年以上再発なしです。

アトピー完治後の写真

現在のアトピーを完治して綺麗になれた私です。

ではどうやって完治させたのか?

次の投稿ページ「アトピーの原因と克服のメカニズム」で私のアトピーの時の写真や完治までに考えてきたことなどを解説していますのでお読みください。

アトピー解放心理セラピスト/ワタナベ勲

あなたに聴こえている言葉とは?

あなたには聴こえていますか?
今のあなたにとって適切な言葉が。

こんにちは。
【あなたのアトピーの存在目的を読み解く】
アトピー解放心理セラピスト
ワタナベ勲です。

すこし想像してください。

肌の状況が満たされない時。あなたの友人・知人はあなたにどんな言葉をかけてくれるでしょうか?

私があなたと同じお肌の傾向にあった当時。友人や家族から言われていた言葉があります。

これです。

「薬を塗れば?」
「化粧水を塗りなさい」

・・・そんなこと言われても慰めにもならないよと私は心の中でつぶやいていました。

そして今思えば「たまには休むといいよ」なんて言葉を言われたことはありませんでした。

不思議ですね。

「もう休んでいいんじゃないかな?」って言われていたら、どれだけ気持ちがほどけていただろうか。当時の私にとって価値ある言葉だったと過去を回想して思うのです。

ではなぜそのような言葉が「聴こえてこなかったのでしょうか?」それは別に不思議でもなんでもありません。

当の本人である私こそが「休めるか!休むなんてとんでもない」と思っていたからです。

「薬を塗れば?」
「化粧水を塗りなさい」

これらは「私が休むなんて考えられない」と思っていた私にとってふさわしい言葉だったのです。たとえ反発したくなったとしても。

そして「休まない」ことで「何かを満たしていた」私は、その引き換えに25年間アトピーだったわけです。

肌の改善に反する行動をしてでも、何かを満たそうとしていたわけです。

そして肌は炎症と痒みと乾燥肌のままでした。

25年間も!

いいですか?

病気はあなたに一切、悪いことはしません。

ただ「あなたの自覚を待っているだけなのです。」

発行11年目3000名以上の愛読者によって読み継がれている
「アトピーの原因と克服のメカニズム」はこちらです!
http://gogomobileshop.com/love/?page_id=673

アトピーを治すことに奇跡はいらない。

アトピー治しに奇跡はいらない

アトピー治しに奇跡はいらない

 

【奇跡はいらない。】

スカイプでのカウンセリング。

その女性クライエントの涙声が私の耳に伝わる。彼女は声を絞り出すように私にこう訴えた。

「アトピーってこれ食べたらダメってキツク言われるじゃないですか。

だからといって食べても食べなくてもアトピーって出るし、食べなくても出るし、食べても出ないことってあるじゃないですか。

もうそれがしんどくて。ものすごくがんばっているのに、アトピーが出たら良くないものを食べたからだろうとか言われるじゃないですか。

そして”がんばれ”って言われるじゃないですか。がんばれって言われるのが一番こたえるんです。これ以上どうがんばるの?

いつもいつもがんばっているのに。他のどんな言葉は我慢できるけど、がんばれって言われるだけは嫌なんです。一番嫌なんです」

こんな想い。医師や治療家にはなかなか届かないだろう。

もう我慢しなくていい。

そしてあなたが一番やりたいことをやってごらん。

「・・・でもアトピーだからできないんです。やりたいことなんて出来ない」

そう思ったあなたへ。

そろそろ自分との和解をしなければいけない時期にあるようですね。

ちなみにクライエントの女性は、この秋、彼氏と念願の温泉旅行に行くと連絡があった。

奇跡はいらない。

あなたは「あなたの過去そのもの」であるアトピーに「別れを告げるだけでいいのだ。」

まずはこちらの過去の投稿ページから読み進めてほしい。

あなたの誤解が幸せを遠ざけているかも知れない。

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